知的障害者施設の踏切事故死、元職員を書類送検 安全管理怠った疑いで業務上過失致死
知的障害者踏切事故死、元施設職員を書類送検

知的障害者施設の踏切事故死、元職員を書類送検 安全管理怠った疑いで業務上過失致死

東京都国立市の踏切で昨年3月、知的障害者施設を利用する男性(48)が電車にはねられて死亡する事故があり、警視庁立川署は10日、安全管理を怠ったため事故を招いたとして、業務上過失致死の疑いで、元施設職員の男性(46)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

事故当日の詳細と容疑内容

署などによると、事故当日、電車を見学するため、元職員は男性ら入所者6人とともに車で踏切の近くを訪れた。元職員が車内でスマートフォンを操作している間に、外に出ていた男性が踏切内に侵入して事故に遭った。

書類送検容疑では、昨年3月8日、国立市谷保のJR南武線の踏切で、男性に付き添うなど安全管理をしなかったため、電車に衝突させ死亡させたとされる。元職員は容疑を認め、調べに対し「被害者が1人でも電車を見ていられると過信した。防ぐことができた事故だったと思っている」と供述している。

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事故後の対応と行政処分

事故を巡っては、職員は昨年3月、諭旨解雇されていた。施設を運営する社会福祉法人「滝乃川学園」(国立市)は今年2月、東京都から行政処分を出されている。この処分は、施設の安全管理体制の不備を指摘するもので、福祉現場における責任の重大さを浮き彫りにしている。

この事件は、知的障害者施設における職員の監督責任と、日常的な活動中のリスク管理の重要性を改めて問うものとなった。警視庁立川署は、類似事故の防止に向け、関係機関との連携を強化していく方針を示している。

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