6歳女児コンクリート詰め遺体、死亡後3~10日経過で埋められた可能性 解剖医が証言
女児遺体コンクリート詰め、死亡後数日経過の可能性 解剖医証言

6歳女児遺体コンクリート詰め事件 死亡後数日経過で埋められた可能性浮上

大阪府八尾市の住宅で昨年2月、コンクリート詰めにされた岩本玲奈さん(死亡推定当時6歳)の遺体が発見された事件で、傷害致死などの罪に問われた叔父の飯森憲幸被告(42)の裁判員裁判が進められています。2月27日、大阪地裁で第2回公判が開かれ、証人尋問が実施されました。

司法解剖医が遺体の状況を詳細に説明

証人として出廷したのは、玲奈さんの遺体を司法解剖した大阪大学大学院の松本博志教授です。松本教授は法廷で、遺体の詳細な状況について証言を行いました。

玲奈さんの死因は外傷性ショックとされ、松本教授は「強い力が加えられたことにより、左腹部の臓器から出血していた」と述べました。さらに、脇腹から背中にかけて皮下出血とみられる痕があったことを明らかにし、傷の範囲などから「ひざや足の甲などで蹴ることによってできた傷だと推定できる」と説明しました。

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死亡後3~10日経過でコンクリート詰めの可能性

特に注目されたのは、遺体がコンクリートに詰められた時期に関する証言です。松本教授は、遺体の皮膚の状況などを根拠に、死亡後「3~10日間くらい」が経過した後、コンクリート詰めにされた可能性があると述べました。遺体は全身がミイラ化していたことも報告されました。

この事件では、玲奈さんの遺体が約18年間にわたり放置されていた経緯が大きな焦点となっています。松本教授の証言は、死亡直後ではなく、数日が経過してから遺体処理が行われた可能性を示唆するものとして、裁判の重要な証拠となりそうです。

事件の経緯と今後の裁判日程

起訴状などによると、飯森被告は2006年12月下旬から2007年1月上旬ごろ、大阪市平野区の当時の自宅で玲奈さんの顔面を殴り、背中や腰を蹴るなどの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させたとされています。

さらに2024年11月には、衣装ケースにコンクリート詰めにした玲奈さんの遺体を八尾市の長屋から同市の別の長屋に台車で運搬したとされています。第1回公判では、飯森被告が起訴内容を認める姿勢を示していました。

今後の裁判日程としては、3月2日と3日に被告人質問が行われ、3月13日に判決が言い渡される予定です。裁判員裁判として行われている本件は、社会的関心の高い事件として、最終判決まで注目が集まりそうです。

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