大阪府立高校講師を傷害容疑で逮捕 高齢男性死亡事件で否認も
高校講師を傷害容疑で逮捕 高齢男性死亡で否認

大阪の集合住宅で高齢男性死亡 府立高校講師を傷害容疑で逮捕

大阪市淀川区の集合住宅で、住人とみられる高齢男性が顔面などにけがを負って倒れているのが発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。大阪府警が2026年2月26日に発表したこの事件で、同日、府立松原高校の講師が傷害容疑で逮捕されました。

容疑者は48歳の高校講師 暴行は認めるも傷害を否認

淀川署によると、逮捕されたのは同区三津屋南2丁目在住の硯川記三子容疑者(48)です。硯川容疑者は府立松原高校で家庭科を担当する講師で、事件現場の集合住宅に住む72歳の知人男性に対して暴行を加えたことを認めています。

しかし、硯川容疑者は「顔面を殴打したことは間違いない」と供述する一方で、「私が殴打してできた傷ではない」とけがについては否認していると伝えられています。府警は男性の死亡との因果関係を慎重に調べています。

事件の経緯と詳細な容疑内容

逮捕容疑は、2026年2月18日から21日にかけて、淀川区十三元今里2丁目の集合住宅の一室で、高齢男性の顔面を殴る暴行を加え、打撲などのけがを負わせたというものです。

2月24日午後2時50分ごろ、硯川容疑者自身が119番通報し、男性は意識不明の状態で病院に搬送されました。同日夜に死亡が確認され、死因は急性硬膜下血腫で、肋骨も折れていたことが明らかになりました。

この部屋には硯川容疑者の知人である72歳男性が一人で暮らしており、署は死亡したのがこの男性であるとみて調査を進めています。25日午前、病院が府警に男性の検視を依頼し、硯川容疑者に事情を聴いたところ、暴行を認めたことが逮捕につながりました。

教育現場への影響と府教育庁の対応

大阪府教育庁は取材に対し、「生徒を指導すべき立場である教員が逮捕されたことは誠に遺憾です。事実関係を確認の上、厳正に対処します」とコメントしました。

府教育庁によると、硯川容疑者は松原高校で家庭科を担当しており、教育現場における信頼性の問題が浮上しています。現在、府警が男性の身元確認と死亡との因果関係について詳細な調査を続けており、今後の捜査の進展が注目されます。