横須賀死亡事故初公判 米軍被告が認否留保 遺族「誠意感じられず」と憤り
横須賀死亡事故初公判 米軍被告が認否留保 遺族憤り

横須賀死亡事故初公判 米軍被告が認否留保 遺族側は強い憤り

神奈川県横須賀市で昨年4月に発生した死亡事故をめぐり、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた米海軍横須賀基地所属の下士官、カヨス・マークポール・パロイ被告(33)の初公判が19日、横浜地裁横須賀支部で開かれた。被告は起訴内容を「理解している」と述べる一方で、認否については留保する姿勢を示した

事故の経緯と遺族の悲痛な声

起訴状などによると、被告は昨年4月27日、横須賀市内の交差点を右折する際、安全確認の注意義務を怠ったとされる。その結果、対向車線を直進していた同市の会社員、高橋慎二さん(当時47歳)が運転するバイクに衝突し、高橋さんを死亡させたとされている。

被害者参加制度を利用して法廷に出席した高橋さんの弟(46歳)は、公判後の取材で「罪を認めていないのを遺憾に思う。あまりに誠意が感じられない」と述べ、被告の対応に対して強い憤りをあらわにした。遺族側の代理人弁護士によれば、現在、事故記録の精査に時間を要している状況がみられるという。

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今後の裁判の行方と社会的な注目

この事件は、在日米軍関係者による交通事故として地域社会から大きな関心を集めており、今後の裁判の推移が注目されている。次回の公判期日は3月24日に設定されており、被告の認否や事故の詳細な検証が進められる見通しだ。

横須賀市は米海軍基地が所在する地域として知られ、日米間の法的な枠組みや駐留軍関係者の事件・事故への対応が常に課題となっている。今回の裁判は、そうした背景を踏まえ、司法手続きが適切に進められるかどうかが問われるケースとなっている。

地域住民からは、事故の再発防止と被害者遺族への支援を求める声が上がっており、今後の裁判の行方が地域の安全意識にも影響を与える可能性がある。関係者は、公正な審理と早期の解決を期待している。

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