女性の自転車に紛失防止タグを密かに設置、位置情報を無断取得…ストーカー容疑で会社員を追送検
自転車に紛失防止タグ設置、位置情報を無断取得でストーカー容疑

女性の自転車に紛失防止タグを密かに設置、位置情報を無断取得…ストーカー容疑で会社員を追送検

兵庫県警察は18日、知人女性の自転車に紛失防止タグを密かに取り付け、位置情報を無断で取得したとして、別の事件で逮捕されていた神戸市中央区在住の会社員の男(29)をストーカー規制法違反容疑で追送検した。男は容疑を認め、「動向を見たかった」と供述しているという。

改正ストーカー規制法で新たに規制された行為

紛失防止タグは、無線通信を利用して物品の場所を特定する機器として広く普及している。昨年12月に施行されたストーカー規制法の改正により、相手の承諾なしに荷物や車両に取り付けたり、位置情報を取得したりする行為が明確に規制されることとなった。今回の事件は、この改正法が適用された注目すべきケースとなっている。

自転車のサドル下に設置、スマホで3回にわたり位置情報を取得

発表によると、男は1月26日、知人女性(28)の自転車のサドル下に紛失防止タグを取り付けた疑いが持たれている。その後、スマートフォンを使用して、このタグを通じて女性の位置情報を3回にわたって無断で取得したとされる。

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兵庫県警は2月1日、スマートフォンで女性を監視していたとして、同法違反容疑で男を逮捕。その後の捜査の過程で、女性の自転車から紛失防止タグが発見されたことから、今回の追送検に至った。

技術の悪用に対する社会的な懸念

この事件は、日常的に使用される技術がストーカー行為に悪用される危険性を浮き彫りにしている。紛失防止タグは本来、貴重品の紛失を防ぐ便利なツールとして開発されたが、その機能が個人のプライバシーを侵害する手段として転用される可能性が指摘されている。

改正ストーカー規制法は、こうした新たな形態のハラスメントに対処するために制定されたもので、今後も類似の事件が発生する可能性が懸念される。警察関係者は「技術の進歩に伴い、ストーカー行為の手口も巧妙化している。市民の皆様には、不審な物品の取り付けに注意を払うよう呼びかけたい」と述べている。

男は現在、別の事件で逮捕されており、今回のストーカー規制法違反容疑についても詳細な捜査が進められている。兵庫県警は、同様の被害を防ぐため、周知活動を強化していく方針を示している。

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