ランニングで防災意識高める 語り部活動に参加者真剣
ランニングで防災意識高める 語り部活動

走りながら防災を考えるユニークな取り組みが注目を集めている。石川県野々市市の荘司隼也さん(36)は、2024年4月、同県珠洲市でランニング合宿を開催。参加者10人余りに対し、「いま震度7が起きたらどうするか考えてほしい」と問いかけた。

被災経験を語る

荘司さんは2024年元日、珠洲市内をランニング中に能登半島地震に遭遇。立っていられないほどの強い揺れを体験し、上着を持っていなかったため避難所で震え上がった。また、津波に対する知識不足から、安全な高台から誤って下りてしまったという。

こうした経験や失敗談を包み隠さず紹介。全国から集まった参加者たちは真剣に聞き入っていた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

海外のトレーニング手法

「もしこうなったらどうしよう」と考えることは、海外では一般的なトレーニング方法だ。荘司さんは「ウルトラマラソンやトレイルランの強化にもつながる」と説明し、参加者の関心と防災意識を結びつける手法を取った。

このような語り部活動の存在に、筆者も感心させられた。ランニングという日常的な行為を通じて、防災意識を高める斬新な試みは、今後さらに広がる可能性がある。(高橋信)

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ