日本郵便汚職、癒着常態化か 前任者も懲戒解雇、同業者から接待
日本郵便汚職、癒着常態化か 前任者も懲戒解雇

日本郵便東京支社が入るビル=18日、東京都江東区

日本郵便東京支社の郵便物回収業務を巡る汚職事件で、運送会社から賄賂を受け取ったとして逮捕された元社員の前任者が、回収業務発注に関する不正で懲戒解雇されていたことが21日、分かった。捜査関係者によると、前任者も同じ業者から接待を受けていた疑いがあり、警視庁は、癒着が常態化していたとみて調べている。

事件の経緯と詳細

日本郵便や警視庁によると、日本郵便株式会社法違反(加重収賄)の疑いで20日に逮捕された元社員米田伸之容疑者(37)は、2024年4月~25年3月、回収業務の入札や発注を担当。同社は社内調査で不正を把握し、今年4月に容疑者と前任者を懲戒解雇した。

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捜査関係者によると、同法の贈賄容疑で逮捕された西村光一容疑者(56)が代表の運送会社「ハルキエクスプレス」(東京)が、今回の逮捕容疑となった25年分発注と、前任者が担当した前回21年分を受注。前任者も、ハルキ社側から飲食店や風俗店で接待を受けていたとみられる。

癒着の常態化と捜査の焦点

警視庁はハルキ社とのこうした関係性を背景に、以前から入札情報が漏れていた疑いがあるとみている。今回の事件は、日本郵便の内部管理体制の甘さを浮き彫りにしており、同社の信頼回復が急務となっている。

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