兵庫県たつの市の住宅で住人の母親(74)と娘(52)が遺体で発見された事件で、遺体発見の直前、娘の知人が「数日間連絡が取れない」と地元の交番に申し出ていたことが20日、捜査関係者への取材で明らかになった。遺体は腐敗が進んでおらず、県警は2人が数日以内に事件に巻き込まれた可能性があるとみて、死因を詳しく調べている。
発見の経緯
県警によると、遺体で見つかったのは田中澄恵さん(74)と娘の千尋さん(52)。捜査関係者などによると、19日午前9時半ごろ、千尋さんの知人が交番を訪れ、安否確認を申し出た。約1時間後、署員が住宅に駆けつけ、玄関と廊下に倒れている2人を発見した。いずれも上半身に複数の刺し傷があり、凶器は見つかっていない。
今後の捜査
県警は、2人の死亡時期や事件の全容解明を進めるため、司法解剖を行い、死因や傷の状況を詳細に分析する方針。また、周辺の防犯カメラの映像確認や関係者への聞き込みを進めている。



