首里城正殿の復興工事、高欄設置作業を公開
2019年の火災で焼失し、現在再建が進められている首里城(那覇市)の正殿で、正面に「高欄」と呼ばれる手すり部分を設置する作業が12日、報道陣に公開された。正殿の外観工事は既に完了しており、現在は内部の塗装作業が進められている。今年秋の工事完了を目指している。
雨の中での慎重な作業
この日は雨が降る中、作業員たちが板状の石や柱状の石を組み合わせ、高欄の設置作業に当たった。高欄の端は、正殿正面の階段脇にある龍の彫刻「小龍柱」と接続された。作業を担当する琉幸建設の伊計安さんは、石と石の隙間にクッション材を入れ、耐震性を向上させたと説明。「できるだけミスなく、安全に完了したい」と語った。
火災から約6年半、復興への歩み
首里城火災は2019年10月31日に発生し、正殿を含む7棟が全焼した。再建工事は2022年から本格化し、外観の復元が進められてきた。正殿の完成後は、内部の展示や公開方法についても検討が進められる見通しだ。地元住民や観光客からは早期の再開が待ち望まれている。



