大阪・和泉市の母娘殺害事件 凶器の刃物を押収
大阪府和泉市の集合住宅で母親(76)と娘(41)が殺害された事件で、大阪府警が凶器とみられる刃物のようなものを押収していたことが6日、捜査関係者への取材で明らかになった。
娘の村上裕加さんへの殺人容疑で逮捕された無職の杉平輝幸容疑者(51)=堺市堺区=は、「持ってきた包丁で刺して殺した」と供述しており、府警が押収した刃物との関連を調べている。
容疑者は元交際相手 犯行の詳細
府警によると、杉平容疑者は裕加さんの元交際相手とみられる。4月8日午前、和泉市内の集合住宅一室で裕加さんの首などを刺し、失血死させた疑いがある。逮捕前の任意聴取では、母親の和子さんの殺害もほのめかしていた。
捜査関係者によると、これまでの捜査で凶器とみられる刃物のようなものを押収した。司法解剖の結果、2人にはそれぞれ頭や首、背中を中心に刺し傷などが10カ所以上あり、裕加さんは鎖骨付近の動脈、和子さんは首の動脈が切れていた。
事件前の相談 周囲に「別れたい」
裕加さんは事件前、周囲に「別れたいが別れてもらえない」と相談していたという。府警は事件の背景に交際関係のもつれがあったとみて、詳しい動機を追及している。



