海自掃海艇「うくしま」火災沈没、燃料漏れが原因 消火対応の不備も重なる
海自掃海艇火災、燃料漏れが原因 消火不備で拡大

海上自衛隊は2024年4月24日、2024年11月に福岡県宗像市沖で発生した掃海艇「うくしま」の火災沈没事故について、エンジンルームの配管接合部から漏れた燃料が原因で発火したとする調査結果を公表した。この事故では隊員1人が死亡している。

事故の経緯と原因

海自の調査によると、燃料はエンジンルーム上部の配管接合部から漏れ、排気管を覆う金属製カバーに落下して蓄積。その後、カバー内側の防熱材に浸透し、約430度に達する排気管の高温部に触れて発火したとみられる。火災直後に電源喪失が発生し、消火対応の不備も重なって火災が拡大。いったん鎮圧したと判断されたが、その後再燃焼し、乗員は自力消火を断念して別の掃海艇に退避した。

関連情報

海自は再発防止策として、配管接合部の点検強化や消火手順の見直しを進めるとしている。また、事故を受け、同型の掃海艇についても緊急点検を実施中だ。

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