福岡県警は28日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで、住居不詳の台湾籍で自称高校生の少女(17)を逮捕した。少女は、特殊詐欺の被害金600万円をコンビニエンスストアのトイレに隠し、別の人物に渡したとされている。
事件の概要
田川署によると、少女は4月15日午後9時15分ごろ、埼玉県戸田市のコンビニにある女性用トイレの個室で、詐欺で得た現金600万円が入った封筒を便座とタンクの隙間に隠し、別の何者かに受け取らせた疑いが持たれている。この現金は、福岡県香春町に住む80代の女性が、警察官などを装った人物から「犯罪に関与している疑いがある」などと嘘をつかれ、調査名目で騙し取られたものとみられる。
少女の行動
県警は、少女が被害女性が玄関前に置いた600万円を回収し、埼玉県に向かったと見ている。少女は行為を認めた上で、「詐欺のお金とは思わなかった」と供述しているという。
入国の経緯
少女は3月29日に90日の短期滞在ビザで成田空港から入国していた。台湾の友人の代わりに日本へ来たと供述しており、友人がどのような経緯でこの役割を依頼したのかが捜査の焦点となっている。
福岡県警は、少女が詐欺グループの一員として行動した可能性があるとみて、受け取り役の指示役などについても捜査を進めている。



