他人のクレカ情報不正使用疑い、中国籍の6人逮捕 商品転送で発覚回避か
他人のクレカ情報不正使用疑い、中国籍の6人逮捕

愛知県警などは15日、他人のクレジットカード情報を不正に使用し、インターネット通販サイトから商品を盗んだとして、中国籍の男女6人を私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで逮捕、送検したと発表した。逮捕されたのは、埼玉県川口市伊刈に住む会社役員の周黎明容疑者(41)と鐘文清容疑者(36)らである。県警は6人の認否を明らかにしていない。

不正購入された商品は、最初の配送先から別の場所に転送されるなどして、追跡を困難にしていたという。容疑者らは転売により、少なくとも約3億7千万円の売り上げを上げていた可能性がある。

事件の概要

サイバー犯罪対策課によると、6人は仲間と共謀し、1月26日、時計販売会社の通販サイトにアクセスし、福岡県の60代女性名義のクレジットカード情報を入力。腕時計1本(販売価格7万4800円)の購入を申し込み、31日に千葉県茂原市内の集合住宅の一室に配送させて盗んだ疑いがある。

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転送の手口

容疑者らのグループは、受取人とされる人物が商品を受け取ると、横浜市南区の建物の一室に転送していた。その後、容疑者らがさらに埼玉県川口市の集積拠点に車で搬送していたという。拠点に集められた商品は、フリマアプリで販売されたり、買い取り業者に売却されたりしていた。

6人の関係口座には、フリマアプリの運営会社や買い取り業者などから、不正購入した商品を販売することで得たとみられる計約3億7千万円の入金が確認された。

組織的な関与

県警は、他人のカード情報を使った不正購入や商品の転送の指示に、中国人犯罪組織が関与していたとみている。容疑者のグループは、転売したい商品の発注を組織側に依頼していた。周容疑者と鐘容疑者は遅くとも2023年9月ごろから不正購入した商品の転売を繰り返していたとみられる。

県警は、商品の中継先となっていた横浜市南区の拠点の稼働時期を2024年9月ごろとみており、両容疑者が摘発を免れようと、仲間を募って新たな拠点を設けたとみている。県警は、他にも商品の購入役や受取人の手配役を担った人物がいるとみて、全容解明を目指している。

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