大分銀行の支店長代理が高齢者の特殊詐欺被害を阻止、日田署から感謝状
大分県警日田署は、同県日田市の大分銀行豆田支店(福島精支店長)に対し、高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだ功績を称え、感謝状を贈りました。この表彰は、支店長代理の古賀優子さん(53歳)の迅速な対応が、投資名目を装った詐欺から60代男性の資産を守ったことを評価したものです。
ATM操作に手間取る男性に声かけ、不審な振り込みを発見
事件は2026年2月9日の昼休み前に発生しました。古賀さんは、スマートフォンを手にした市内の60代男性が現金自動預け払い機(ATM)の操作に手間取っている様子に気づき、声をかけました。男性は約50万円を振り込もうとしており、その状況から不審を抱いた古賀さんは、直ちに日田署に通報しました。署の調査により、この振り込みが投資を名目とする特殊詐欺である可能性が判明し、被害を防ぐことができました。
古賀さんの決意と地域の安全への貢献
2月26日、橋本寛之日田署長から感謝状を受け取った古賀優子さんは、「大切な資産を守ることができて良かったです。今後も不審に思うことがあれば、積極的に声かけを続けたいと思います」と語りました。この対応は、金融機関の従業員が地域社会の安全に果たす重要な役割を浮き彫りにしています。
特殊詐欺は高齢者を中心に全国で増加しており、今回の事例は、銀行員の警戒心と迅速な行動が被害防止に直結することを示しています。日田署は、こうした連携を強化し、今後も地域住民の財産保護に努めていく方針です。



