長野県坂城町で4歳女児が古井戸に転落、緊急救助される
2026年3月8日午前11時20分頃、長野県坂城町中之条の住宅で、4歳の女児が自宅の古井戸に転落する事故が発生しました。母親からの119番通報を受け、消防や警察が直ちに現場に駆けつけました。
約30分後に救助、低体温症の疑いで搬送
長野県警千曲署および消防当局の発表によると、女児は井戸内で肩まで水に浸かっている状態で発見されました。救助隊員らによる懸命の作業の結果、通報から約30分後に無事救出されました。
女児は低体温症の疑いがあるものの、意識ははっきりしていたと伝えられています。緊急性を考慮し、ドクターヘリが手配され、同県安曇野市の医療機関へ緊急搬送されました。現在、女児の容態は回復に向かっているとみられます。
深さ6メートルの古井戸、蓋はそばにあった
事故現場の井戸について、関係当局の調査では以下の詳細が明らかになりました:
- 井戸の深さ:約6メートル
- 水深:約1メートル
- 使用状況:現在は使用されていない古井戸
- 蓋の状態:井戸のそばに蓋が置かれていた
長野県警千曲署は、女児がどのようにして井戸に落下したのか、その原因を詳細に調査中です。蓋が適切に設置されていたかどうか、また女児の行動経路など、複数の角度から検証が進められています。
地域の安全対策への影響
この事故を受け、坂城町をはじめとする地域では、古い井戸や貯水槽などの危険箇所に対する安全点検の重要性が改めて認識されています。特に、使用されていない井戸については、適切な蓋の設置や囲いの強化など、予防措置の徹底が求められる状況です。
消防関係者は「幼い子どもがいる家庭では、庭や敷地内の危険箇所を定期的に確認することが大切です」と注意を呼びかけています。今回の事故は、一見安全に見える住宅地でも、思わぬ危険が潜んでいることを示す事例となりました。



