東京都東村山市にある国立ハンセン病療養所「多磨全生園」で、2025年5月31日(土)に親子向けイベント「あつまれ人権の森~親子でたのしむ多磨全生園~」が開催されます。この催しでは、園内の豊かな自然を活用した遊びや、ハンセン病の歴史を学ぶプログラムが用意されています。
秋津小児童が制作した立体地図を展示
市立秋津小学校の6年生が2025年度にハンセン病学習の一環として制作した、多磨全生園の立体地図も展示される予定です。児童たちは全生園を訪れたり、入所者の話を聞いたりして、この地図を作り上げました。立体地図は、園内の建物や植栽を立体的に表現した力作です。
自然と歴史を体感する多彩なプログラム
イベントでは、火おこし体験や森の宝探しなど、自然を楽しむアクティビティが実施されます。また、全生園の未来について参加者同士で考えるワークショップも行われます。午後1時からは、自然レンジャーと学芸員が案内する園内ツアーも予定されています。
「人権の森」としての保存・継承の取り組み
多磨全生園では、ハンセン病のために強制的に入所させられた人々が、故郷を思い県木を植え育ててきました。園の入所者自治会や東村山市は、園内の自然や史跡を「人権の森」として保存・保全し、差別や偏見の歴史を後世に伝える活動を続けています。今回のイベントもその一環です。
開催概要
- 日時:2025年5月31日(土)午前10時~午後3時(雨天時は6月14日に延期)
- 場所:国立ハンセン病資料館隣のさくら公園およびその周辺(東村山市)
- 参加費:無料
- 雨天時の判断:当日午前7時ごろまでに東村山市のホームページで発表
なお、天候不順の場合は立体地図の展示が中止されることがあります。多くの方の参加が期待されています。



