ドコモ定額プラン詐欺事件、被告3人の無罪確定
NTTドコモの定額料金プランを悪用したとして詐欺罪に問われた男性3人に対し、名古屋地方裁判所が12日に言い渡した無罪判決について、名古屋地方検察庁は26日の控訴期限までに控訴しなかった。これにより、被告3人の無罪が確定した。地検は控訴しなかった理由について明らかにしていない。
判決では、別の人物がドコモ側に虚偽の説明をして回線を契約したことを3人が認識していたとする証拠はないと指摘。故意や共謀の成立を認めなかった。
一方、被告のうち1人は、新型コロナウイルス感染症に関する雇用調整助成金を詐取した罪について、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決が確定している。
事件の背景
この事件は、ドコモの定額料金プランを不正に利用し、回線契約を巡って詐欺行為が行われたとして立件されたもの。裁判では、被告らが関与したかどうかが争点となっていた。地裁は検察側の主張を退け、無罪を言い渡していた。
名古屋地検は控訴断念の理由を公表していないが、専門家は証拠不十分と判断した可能性を指摘している。
関連事件との違い
同事件では、別の被告が雇用調整助成金詐取で有罪となったが、本件の詐欺罪部分とは別に扱われた。今後、被告らは完全に自由の身となる。
この判決は、携帯電話会社の料金プランを巡る詐欺事件の立件の難しさを示すものとして注目される。



