上海切りつけ被害者2人は森ビル社員、当局「個別の案件」動機不明
上海切りつけ被害者2人は森ビル社員 当局「個別の案件」動機不明

中国・上海市の日本料理店で発生した切りつけ事件で、被害に遭った日本人男性2人が不動産大手・森ビルの社員であることが20日、同社の辻慎吾社長によって明らかにされた。中国当局は容疑者の男について「精神疾患がある」と説明しているが、日本人を意図的に標的にしたかどうかについては依然として不明である。

事件の概要

警察当局などによると、事件は19日午後0時25分ごろに発生した。上海・浦東地区の金融街に位置する複合商業ビル「上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター)」内の日本料理店で、男が果物ナイフを使用して3人を切りつけたという。負傷者には日本人男性2人と中国人女性1人が含まれており、けがの程度は公式には発表されていない。

森ビル社長の会見

辻社長は20日の記者会見で、被害者の日本人2人が同社の社員であることを認め、詳細な状況についての説明は控えた。同社は現在、現地当局と連携して事態の把握に努めているという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

中国当局の見解

中国当局は、容疑者の男に精神疾患の兆候があったと発表したが、事件の動機や背景については「個別の案件」として詳細を明らかにしていない。日本人を狙った可能性については否定も肯定もしておらず、今後の捜査が待たれる。

現場の状況

事件が起きた上海環球金融中心は、多くの日系企業が入居するビルとして知られ、日本人駐在員やビジネス関係者の往来も多い。今回の事件を受け、在留邦人の間では不安の声が広がっている。

日本政府は在中国大使館を通じて情報収集を進めており、現地の日本人コミュニティに対して注意喚起を行っている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ