兵庫県警西宮署は27日、同県尼崎市に住む自営業の女性(62)が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で株取引を持ちかけられ、現金計約1億9000万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
事件の経緯
西宮署によると、女性は今年2月、スマートフォンで株取引に関するバナー広告をクリックした。その後、株に関する勉強会やLINEグループに招待された。さらに、有名投資家のアシスタントを名乗る人物から、個別に株取引を持ちかけられたという。
女性は指示された銀行口座に対し、3月から5月にかけて計17回にわたり、現金約1億9323万円をATMや銀行窓口を通じて振り込んだ。同署によると、女性のスマートフォンの画面上では、投資アプリで投資が順調に利益を上げているように表示されていたという。
被害発覚のきっかけ
女性が出金を試みたところ、カスタマーサポートと称する者から「手数料として8000万円が新たに必要」と言われた。不審に思った女性は弁護士に相談し、27日に西宮署へ被害届を提出した。
同署は詐欺事件として捜査を進めるとともに、SNS上での投資話に注意するよう呼びかけている。



