広島の弁護士、成年後見人として預金1億7千万円横領疑いで追送検
弁護士が成年後見人預金1億7千万円横領疑いで追送検 (24.03.2026)

広島の弁護士、成年後見人として預金1億7千万円横領疑いで追送検

広島県警は2026年3月24日、成年後見人として預かり保管していた預金の着服を繰り返したとして、業務上横領の疑いで広島市の弁護士、久行康夫容疑者(67歳)を追送検し、捜査を終結したと発表しました。県警によると、被害総額は計約1億7千万円に上るとみられています。

追送検容疑の詳細と被害規模

追送検容疑は、2015年5月から2023年9月にかけて、広島市内の金融機関などで預かり保管中の預金計約9,950万円を出金するなどし、横領したというものです。久行容疑者は別の業務上横領の罪で公判中であり、今回の追送検により、一連の捜査が完了しました。

被害総額は約1億7千万円に達すると見込まれており、これは成年後見制度を悪用した大規模な横領事件として注目を集めています。県警の調査では、久行容疑者は容疑を認めており、横領した資金は知人女性への援助や飲食代金に使われたと供述しているとのことです。

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過去の逮捕経緯と捜査の流れ

久行容疑者は昨年10月、成年後見人として管理していた口座から現金400万円を出金したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。その後も同様の容疑で再逮捕されるなど、捜査が進められてきました。今回の追送検により、これまでの一連の事件がまとめて処理されることになります。

成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が不十分な成年者を保護するための制度ですが、今回のような事件は制度の信頼を損なう深刻な問題として浮上しています。

社会への影響と今後の展開

この事件は、弁護士という専門職による背任行為として、社会に大きな衝撃を与えています。被害額の大きさから、金融機関や関係機関による監視体制の強化が求められる可能性があります。また、成年後見制度の運用見直しや、利用者保護のための対策が急務となるでしょう。

県警は捜査を終結しましたが、司法手続きは今後も続く見込みです。久行容疑者の公判状況や、被害者への補償問題など、今後の動向が注目されます。

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