福島県猪苗代町の80代男性が、警察官を名乗る男らに現金150万円をだまし取られる被害に遭い、1日、猪苗代署に届け出たことが分かった。同署は「なりすまし詐欺」事件として捜査を進めている。
事件の経緯
同署の発表によると、4月17日ごろ、男性の自宅に偽の逮捕状が入ったレターパックが郵送された。その後、男性の固定電話に東京中央警察署員をかたる男から「あなたに逮捕状が出ている。あなたの口座は犯罪に使われているので、1日20万円ずつ引き落とし、自宅に保管してほしい」と電話があった。
さらに同27日には、「引き落とした現金を調べる。現金をバッグに入れて玄関先に置いてほしい」との電話があり、男性が現金150万円を入れたバッグを玄関先に置いたところ、何者かにバッグを持ち去られ、現金をだまし取られた。
被害発覚のきっかけ
男性は後日、同様の詐欺被害を伝える新聞記事を読んで初めて被害に気付いたという。
県警が注意喚起
県内では、高齢者宅に偽の逮捕状が入ったレターパックを郵送する新たな手口が確認されており、県警は「警察官が逮捕状を事前に送付することはない。不審な郵便物や電話があった場合は、すぐに警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。



