静岡県警、1万4千件超の個人情報漏洩 黒塗り処理に不備
静岡県警、1万4千件超の個人情報漏洩 黒塗り処理に不備

静岡県警察本部は22日、情報公開請求に応じて開示した公文書において、個人情報を保護するためのマスキング(黒塗り)処理に重大な不備があり、結果として1万4239件もの個人情報が外部に漏洩したことを正式に発表した。

漏洩の経緯と原因

県警の警察相談課によると、昨年6月から今年2月にかけて、県内外の個人や事業者から「安全運転管理者選任事業所一覧」「風俗営業一覧」「古物商一覧」「探偵業者営業所一覧」など、合わせて10件の公文書開示請求があったという。

県警はこれらの文書に記載された氏名と電話番号について、PDFデータ上で黒い図形を重ねるマスキング処理を施した上で、PDF形式のまま提供していた。本来であれば、画像データに変換して黒塗り部分が容易に除去できないようにする必要があったが、特定のソフトウェアを使用すれば黒塗り部分を外せる状態だったことが判明した。県警はこの原因を、担当職員の知識不足によるものと説明している。

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被害状況と対応

県警によると、漏洩した個人情報のうち、計4人分のデータがまだ回収できていないという。しかし、現時点では漏洩による二次被害(詐欺やなりすましなど)は確認されていないとしている。

担当者は「関係者の皆様、県民の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後は指導を徹底し、再発防止に全力を尽くします」とコメントした。

再発防止策

静岡県警は、今回の事態を受けて全職員を対象とした情報管理研修を実施し、マスキング処理の適切な手順を徹底するとともに、チェック体制を強化する方針を示している。また、同様の不備が他の文書でも発生していないか、過去の開示記録を調査している。

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