中国籍会社員を逮捕、消費税還付1339万円の不正受給と補助金詐欺の疑い
山口地検は、消費税法違反と地方税法違反の容疑で、プラスチック加工販売会社の中国籍社員を逮捕しました。この事件は、虚偽の申告による還付金の不正受給と、国の補助金を詐取した詐欺罪で注目を集めています。
架空の課税仕入れで還付金を不正受給
発表によると、逮捕されたのは山口県周南市に所在するプラスチック加工販売会社の社員で、中国籍の37歳の男性です。同社の業務全般を担当していたとされ、2022年4月から2023年3月までの課税期間において、架空の課税仕入れを計上する方法を用いて、虚偽の内容で消費税と地方消費税の確定申告を行いました。その結果、1339万円の還付を不正に受給した疑いが持たれています。山口地検は、現時点で男性の認否については明らかにしていません。
詐欺罪で起訴、補助金4445万円を詐取
さらに、山口地検は同日、この男性を詐欺罪で山口地裁に起訴しました。起訴状によれば、男性は国の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」の申請手続きに関連して、2022年11月から2023年3月にかけて、国から補助事業を委託された公益財団法人に対し、既に破砕機などの補助金対象設備を導入していたにもかかわらず、虚偽の内容で設備導入を申請しました。これにより、補助金4445万円をだまし取ったとされています。
この事件は、消費税還付と補助金詐欺の二重の不正行為が明らかになったケースとして、企業の内部統制や行政手続きの透明性に疑問を投げかけています。山口地検は、詳細な捜査を進めており、今後の裁判で事実関係がさらに明らかになる見込みです。



