歌舞伎町・大久保公園周辺で売春客待ち、昨年112人の女性が逮捕される
警視庁保安課は3月16日、東京・新宿区の歌舞伎町に位置する大久保公園周辺において、売春のための客待ち行為を行ったとして、2025年に売春防止法違反の疑いで現行犯逮捕した女性が延べ112人に上ったことを明らかにしました。前年である2024年の逮捕者数は97人であり、比較すると15人増加しています。
動機別ではホストクラブ利用が約4割で最多
逮捕された女性たちの動機を詳細に分析すると、ホストクラブやコンセプトカフェなどの遊興施設での消費を目的としたケースが約4割に相当する48人で最多となりました。この結果は、特定の娯楽産業への支出が売春行為に繋がる深刻な社会問題を浮き彫りにしています。
一方で、生活困窮を動機として挙げた女性も存在し、経済的な困難が背景にある実態が確認されました。警視庁保安課はこの点について、「困難な問題を抱える女性に対する支援体制をさらに充実させていく必要がある」とコメントし、社会的なサポートの重要性を強調しています。
平均年齢25歳、10代の逮捕者が増加傾向
逮捕された112人の平均年齢は25歳であり、最年少は16歳でした。特に注目すべき点は、10代の逮捕者が14人に達し、前年の3人から11人増加したことです。このデータは若年層への影響が拡大している可能性を示唆しており、早急な対策が求められる状況です。
警視庁は、大久保公園周辺が売春行為の温床となっている現状を踏まえ、継続的な取り締まりを強化するとともに、地域住民との連携を深めていく方針を打ち出しています。今後も実態調査を進め、効果的な防止策を模索していく見込みです。



