鳥取県米子市議を受託収賄容疑で逮捕 サル飼育施設管理めぐり現金100万円受領
米子市議を収賄容疑で逮捕 サル飼育施設めぐり現金100万円 (07.04.2026)

サル飼育施設管理めぐり現金100万円受領 米子市議を収賄容疑で逮捕

鳥取県米子市の公園にあるサルの飼育施設の管理をめぐり、便宜を図るように依頼され、賄賂を受け取ったとして、鳥取県警は4月7日、米子市議の稲田清容疑者(56)を受託収賄の疑いで逮捕し、発表した。認否については明らかにしていない。県警によると、議員の贈収賄事件での立件は約30年ぶりという。

駐車場で現金100万円を受け取った疑い

県警捜査2課の説明によると、稲田容疑者は2024年6月ごろ、サルの飼育施設がある公園の指定管理業務を請け負っている事業体の代表者(当時)から、市議会でサルの飼育頭数の削減を求める発言をするよう依頼を受け、同月26日に市内の駐車場で現金100万円を受け取った疑いがある。

県警の調査では、稲田容疑者はその後、実際に市議会でサルの飼育頭数を減らすよう市側に質問を行い、飼育頭数は削減されたという。事業体側については、贈賄容疑で任意の取り調べを進めている。

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老朽化した施設とサルの脱走問題

米子市都市整備課によると、同公園では現在、サルを37頭飼育している。近年では、2023年11月と2024年7月、2025年2月にサルの脱走が発生しており、施設の老朽化などが課題となっていた。この問題が背景にあり、施設管理をめぐる事業者と議員の間で不正な取引が行われた可能性が指摘されている。

今回の逮捕は、地方議会における倫理規範の重要性を改めて浮き彫りにした。県警は、贈収賄の全容解明に向けて捜査を継続している。

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