大阪・和泉市の集合住宅で母娘殺害 遺体に10カ所以上の傷
大阪府和泉市の集合住宅で8日に発見された親子の遺体について、それぞれの遺体に刺し傷や切り傷が10カ所以上あったことが捜査関係者への取材で明らかになった。府警は強い殺意による刃物での襲撃の可能性が高いとみて、詳細な調査を進めている。
被害者は76歳の母と41歳の娘 死因は首を刺された失血死
捜査1課によると、被害者は和泉市鶴山台2丁目に住んでいた職業不詳の村上和子さん(76)と、長女で社会福祉士の裕加さん(41)。司法解剖の結果、死因はいずれも首を刺されたことによる失血死と確認された。
2人の遺体には頭部、首、背中などに複数の刺し傷や切り傷が確認され、捜査関係者によればそれぞれ10カ所以上の傷があったという。特に裕加さんの右ほおには、殴られたような痕跡も残されていた。
死亡推定時刻は8日午前4時ごろ 寝間着姿で発見
司法解剖により、2人の死亡推定時刻はいずれも8日午前4時ごろと判明。2人は寝間着姿で発見されており、府警はこの時間帯に現場周辺で不審な人物が目撃されていないか、周囲の聞き込みを強化している。
現場はJR阪和線北信太駅から南東に約1キロ離れた団地内の集合住宅。府警は遺体の状況や現場の様子から殺人事件と断定し、捜査本部を設置して本格的な捜査に乗り出した。
強い殺意がうかがえる犯行 府警が詳細な動機を調査
複数の傷の存在から、犯行者には強い殺意があったと推測されている。府警は以下の点を中心に捜査を進めている。
- 刃物を使用した襲撃の経緯と動機
- 現場周辺の防犯カメラ映像の分析
- 近隣住民への聞き込みによる不審者情報の収集
- 被害者の人間関係や金銭トラブルの有無
地域住民からは衝撃と不安の声が上がっており、府警は早期の事件解決に向けて全力を挙げている。今後も司法解剖の詳細な結果や現場検証の進展に基づき、捜査方針を更新していく見込みだ。



