ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は22日、視覚障害者向けに振動型の道案内デバイスの貸し出しを開始した。この取り組みは、誰もが楽しめる環境を整え、パークの価値向上を図ることを目的としており、国内のテーマパークでは初めての試みとなる。
デバイスの仕組みと特徴
薄型のデバイスを靴に装着し、専用アプリと連動させて使用する。利用者がアプリに目的地を音声などで入力すると、進行方向や曲がるタイミングに応じてデバイスが振動し、道順を伝える仕組みだ。振動による案内を採用することで、BGMやキャストの声など園内の雰囲気をより楽しむことができるという。
利用者の声
この日、デバイスを装着してUSJを楽しんだ堺市の主婦、満田育代さんは「視覚以外からの情報が増えるのはうれしい。支援者なしでも来ることができ、可能性が広がった」と話し、新たな体験に喜びを表した。
USJは今後も、多様なゲストが快適に過ごせるよう、バリアフリー化を推進していく方針だ。



