抗がん剤服用しながら初完走 盲ろう者伴走がきっかけ、藤田さんが東京マラソンで感動のゴール
抗がん剤服用で初完走 盲ろう者伴走がきっかけ、東京マラソン

抗がん剤服用しながら初完走 盲ろう者伴走がきっかけ、藤田さんが東京マラソンで感動のゴール

2026年3月1日に開催された「東京マラソン2026」(読売新聞社など共催)で、肺がん治療を終えた東京都国分寺市の公務員、藤田由紀枝さん(52)が初めてのフルマラソン完走を達成した。ゴール後、藤田さんは「沿道の応援が力になった。完走できてうれしい」と喜びを語り、その挑戦は多くの人々に感動を与えている。

走る魅力にとりつかれた転機

藤田さんは幼い頃から体が弱かったが、45歳の時に大きな転機を迎えた。盲ろう者の女性の伴走者としてニューヨークシティ・マラソンに参加し、自身も聴覚障害がある中で、その女性を支えたいという思いから42.195キロを完走。この経験を通じて、走ることの魅力に深く取りつかれたという。

肺がん診断と不屈のランニング継続

東京マラソンへの挑戦を考えていた2023年、藤田さんはステージ1の肺がんと診断された。右肺の一部を切除する手術を受けた後、ハーフマラソンに出場したが完走は叶わなかった。それでも、「また長距離を走れるようになりたい」という強い意志から、抗がん剤を服用しながらランニングを続けてきた。

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目標を上回る完走タイムと未来への希望

この日のフルマラソンでは、目標としていた6時間を切る好タイムでゴール。藤田さんは「病気や障害があっても諦めないことが大事です。またフルマラソンに挑戦したい」と語り、その前向きな姿勢が印象的だった。この挑戦は、困難を乗り越える人間の強さと、スポーツの力を改めて示すものとなっている。

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