佐賀市、後期高齢者医療制度で誤判定 62人の自己負担1割と誤り、差額請求へ
佐賀市、後期高齢者医療制度で誤判定 62人に差額請求へ (15.04.2026)

佐賀市が後期高齢者医療制度で誤判定 62人の自己負担を1割と誤り、差額請求へ

佐賀市は4月14日、後期高齢者医療制度において、被保険者62人に対し、医療費の自己負担割合を誤って判定していたと発表しました。本来は2割とすべきところを、1割としていたことが判明し、市は対象者に説明を行った上で、今後、差額を請求する方針です。

システム設定ミスが原因 2022年の見直し時に誤り

市によると、この誤判定は2022年10月に自己負担の割合が見直された際に発生しました。制度改正に伴うシステムの設定を誤っていたことが原因で、長期間にわたり誤った判定が継続していたことが明らかになりました。

問題が発覚したのは、昨年12月のことです。負担割合を判定する県後期高齢者医療広域連合から、佐賀市が提供したデータに不審な点があると指摘を受けたことをきっかけに、内部調査を実施。その結果、62人の被保険者に対して誤った判定が行われていたことが確認されました。

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市職員が対象者に直接説明 再発防止策を徹底

佐賀市は、影響を受けた62人の被保険者に対して、市職員が直接訪問するなどして丁寧に説明を行っています。誤判定によって生じた差額については、今後、適切な手続きを経て請求する予定です。対象者には経済的負担が生じることになりますが、市は理解を求める姿勢を示しています。

また、再発防止策として、制度改正に伴うシステム設定において、複数人による確認を徹底することを明らかにしました。単独での作業を避け、ダブルチェック体制を強化することで、同様のミスが起こらないよう対策を講じるとしています。

後期高齢者医療制度の透明性と信頼性が課題に

この問題は、公的医療制度の運営における透明性と正確性の重要性を改めて浮き彫りにしました。後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費負担を軽減することを目的とした重要な社会保障制度です。誤った判定が行われることは、制度そのものへの信頼を損なう可能性があります。

佐賀市は、今回の事例を教訓として、システム管理やデータ処理のプロセスを見直す必要性に迫られています。市民への説明責任を果たすとともに、今後はより厳格な管理体制を構築することが求められるでしょう。

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