群馬県で4月に「ミニ統一地方選」 8市町村で首長選が実施へ
群馬県内の市町村において、4月に首長選挙や議員選挙が相次いで行われる。9つの市町村で任期満了に伴う選挙が集中し、「ミニ統一地方選挙」とも呼ばれる状況となっている。特に首長選挙は8市町村で予定されており、そのうち3市1村では無投票となる可能性があるものの、複数の地域で活発な選挙戦が展開される見込みだ。
富岡市長選は20年ぶり4人出馬で激戦予想
選挙戦が確実視されている富岡市長選では、3選を目指す現職の榎本義法氏(57歳)に対して、市議の宮沢展彦氏(70歳)と茂原正秀氏(67歳)、さらに団体理事の大塚友広氏(43歳)という新人3名が挑む構図となっている。同市長選で候補者4人による争いが行われるのは、2006年以来実に20年ぶりのことであり、激しい選挙戦が予想されている。
富岡市をはじめ、選挙戦が見込まれる沼田市、東吾妻町、長野原町の各首長選では、少子高齢化への対応や地域活性化策などが主要な争点となりそうだ。有権者は各候補者の具体的な政策を注視することになるだろう。
沼田市は一騎打ち、その他の選挙戦も注目
沼田市長選では、再選を目指す現職の星野稔氏(60歳)と、新人で元市議の島田康弘氏(49歳)との一騎打ちが濃厚となっている。島田氏は2022年の前回選挙に立候補して敗れており、今回は再挑戦となる。
一方、安中市長選では再選を目指す岩井均氏(62歳)、みどり市長選では3選を狙う須藤昭男氏(65歳)が出馬を表明している。藤岡市長選も3選を目指す新井雅博氏(65歳)の他に立候補表明がなく、これらの選挙は無投票となる可能性が高い。
東吾妻町長選と長野原町長選では、いずれも現職が出馬しない意向を明らかにしている。東吾妻町では元町副議長の重野能之氏(48歳)、元町議の斎藤貴史氏(53歳)、高橋徳樹氏(70歳)の3名による選挙戦が予想される。長野原町では町議の星河明彦氏(61歳)、元会社社長の山口次夫氏(67歳)、元副町長の梶野寛丈氏(51歳)が立候補を表明し、三つどもえの戦いとなる見込みだ。
選挙スケジュールと今後の展開
群馬県内の地方選挙は以下のスケジュールで実施される。
- 5日告示、12日投開票:富岡市長選、安中市長選、みどり市長選
- 7日告示、12日投開票:東吾妻町長選、町議補選
- 14日告示、19日投開票:南牧村長選、村議補選、長野原町長選、町議補選
- 19日告示、26日投開票:沼田市長選、市議補選、藤岡市長選、伊勢崎市議選
南牧村長選では、現職の長谷川最定氏(72歳)が4期目を目指して出馬表明している。立候補者はすべて無所属となる見通しで、地域の課題をめぐる政策論争が焦点となるだろう。群馬県の政治地図がどのように変化するか、注目が集まっている。



