自民党旧二階派が銀座で会合、「研究会」発足へ 旧態依然の派閥と決別表明
自民党の旧二階派(志帥会)に所属していた議員らが5日夜、東京・銀座の日本料理店で会合を開いた。この会合は、同派を長年率いてきた二階俊博・元幹事長の呼びかけによって実現した。
主要メンバーが出席し、新たな方向性を協議
出席者によると、会合には同派の事務総長を務め、先の衆院選で国政に復帰した武田良太・元総務相や小林政調会長らが参加した。旧二階派は昨年6月に解散届を総務省に提出し、正式に解散しているが、今回の会合はその後の新たな動きを示すものとなった。
武田氏は会合後、記者団に対して明確な方針を表明した。「旧態依然とした派閥と決別し、立法府としての責務を果たすため『研究会』を発足させることを決めた」と語り、新組織の設立を正式に発表した。
「研究会」の詳細と今後の展望
この新たに発足する「研究会」の代表には、武田良太氏が就任することが明らかになった。武田氏はさらに、「従来の派閥政治から脱却し、政策本位の議論を深める場として機能させたい」と述べ、新組織の目的を明確にした。
会合が行われた銀座の日本料理店では、約2時間にわたって今後の活動方針について活発な意見交換が行われたという。出席した議員らは、旧派閥の枠組みを超えた新たな連携の可能性についても議論を交わした。
政治評論家の間では、この動きが自民党内の勢力図に与える影響について注目が集まっている。特に、二階俊博・元幹事長が直接呼びかけた点から、党内における一定の影響力が依然として存在することが窺える。
武田氏は記者団に対し、「研究会」の具体的な活動内容については今後詰めるとしながらも、「まずは来週中に設立総会を開催する予定だ」と述べ、迅速な動きを見せている。
この「研究会」の発足は、自民党内で長年続いてきた派閥政治の在り方に一石を投じる可能性があり、今後の党内力学の変化が注目される。
