新潟県知事選で5月31日に投開票が行われ、現職の花角英世知事が3選を果たした。花角知事は6月2日、新潟市の県庁に初登庁し、多くの職員から拍手で迎えられた後、記者会見を開いた。
得票差は2倍以上、原発再稼働への信任
花角知事の得票は約55万票で、次点の候補の約23万票に2倍以上の差をつけた。花角知事は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を含めて「合格点をいただけた」と語った。選挙戦では地域経済の活力低下を心配する声が多く寄せられた一方、原発に関する意見を聞くことは「ほとんどなかった」と述べた。
投票率の低さと出口調査の結果
投票率は47.40%で過去3番目の低さだった。花角知事は「投票率は私がどうこうできるものではない。投票していただいた方の中で大きな信任をいただいた」と強調した。
朝日新聞が実施した出口調査では、花角知事が再稼働を容認したことについて賛成が59%、反対が37%だった。花角知事は「国や事業者、県も理解を深める努力をやっていく。その中で再稼働に対する思いは変わっていくと思う」との見方を示した。
2期8年の振り返りと今後の展望
花角知事は2期8年を振り返り、「処理しなきゃいけない課題が多く、守りのイメージだった」と語った。今後の4年間は「能動的に動けることをやっていきたい」と述べた。
しかし、公約の一つに掲げた「人や企業、投資を呼び込む成長戦略」の具体化については、「政策として何が効果的か、これから議論しないといけない」と述べるにとどめた。



