米国防長官が欧州に「トランプ氏への感謝」を要求 イラン攻撃巡り
ヘグセス米国防長官は19日、ワシントンで行われた記者会見において、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃に関して、欧州各国や報道機関に対して「感謝」を表明するよう強く要求しました。長官は、米国がイランの核開発を阻止した功績を強調し、「中東地域や、恩知らずな欧州の同盟国、一部の米メディアは、トランプ大統領に『ありがとうございます』と言うべきだ」と主張しました。
メディア報道を批判し、攻撃の正当性を主張
長官は、2月28日に開始された攻撃がまだ日が浅いにもかかわらず、メディアが「永遠の戦争」であるかのように報じている点を厳しく批判しました。その上で、イランの核兵器保有の阻止や防衛産業基盤の破壊などの目的を挙げ、「目的は変わらず、計画通りに進んでいる」と述べ、攻撃の正当性を改めて説明しました。
明確な期限は設けず、潜水艦破壊を報告
さらに、イランへの攻撃に関して明確な期限を設けるつもりはないことを明らかにし、これまでにイランが所有していた潜水艦11隻を破壊したと具体的な成果を報告しました。この発言は、米国が長期的な視点でイランへの圧力を継続する姿勢を示すものと見られています。
長官の要求は、国際社会における同盟関係の在り方や、軍事行動に対する評価を巡って、欧州諸国との間に新たな緊張を生む可能性があります。特に、「恩知らずな欧州の同盟国」という表現は、外交的に波紋を広げる恐れがあり、今後の対応が注目されます。



