高市首相、中東情勢沈静化で米国支持を表明 トランプ氏は日本の行動を促す
2026年3月20日、ワシントン共同 高市早苗首相は19日(日本時間20日)、米国ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領と首脳会談を行い、緊迫する中東情勢の沈静化に向けて米国を支持する考えを明確に表明しました。首相は会談の中で、世界中に平和と繁栄をもたらすことができるのはトランプ氏だけだと強調し、強い連携をアピールしました。
トランプ氏、ホルムズ海峡の重要性を指摘
トランプ大統領は会談で、日本が輸入する原油の9割以上がホルムズ海峡を経由している事実に言及し、「これは日本が行動を起こすべき大きな理由だ」と述べ、中東地域の安定確保に向けた日本の積極的な関与を促しました。さらに、ホルムズ海峡の安定確保に向けた日本の努力を高く評価し、「北大西洋条約機構(NATO)とは違う」と独自の貢献を称賛しました。
共同文書発表へ 対米投融資第2弾を盛り込む
両首脳は、事業費10兆円規模の対米投融資第2弾を盛り込んだ共同文書を発表する見通しです。これは日米経済関係の深化を図る重要なステップであり、相互の繁栄を目指す取り組みとして注目されています。首相は「日米が強く豊かになるための話し合いをしたい」と語り、今後の協力拡大に意欲を示しました。
首相、イランの行動を非難 エネルギー市場安定化を提案
高市首相は会談で、イランによる周辺国への攻撃やホルムズ海峡の事実上の封鎖を強く非難しました。また、インド太平洋地域の安全保障環境が厳しい状況にあることを説明し、世界のエネルギー市場を落ち着かせるための提案も行いました。首相はトランプ氏を「応援したい」と述べ、個人的な信頼関係も築いていることを示唆しました。
トランプ氏は首相を「特別な人物だ」と紹介し、敬意を表するなど、友好的な雰囲気の中で会談が進められました。今回の会談は、中東情勢を巡る日米の緊密な連携を確認する機会となり、今後の外交・安全保障政策に大きな影響を与えるものと見られます。



