トランプ米大統領、ホルムズ海峡の安全確保で日本を含む複数国に艦船派遣を要求
トランプ米大統領は3月15日、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の安全確保に向けて、「7カ国程度」に艦船の派遣を要求したことを明らかにしました。大統領専用機内で記者団に述べたもので、海峡経由でエネルギーを輸入している国々が防衛を担うべきだとの考えを示しました。
日本を名指しして派遣を期待
これに先立つ3月14日には、トランプ氏は日本と中国、韓国、英国、フランスの5カ国を具体的に名指しして、艦船派遣を期待すると表明していました。さらに3月16日の記者会見では、日本を含む各国に支援を求める発言を重ねています。
ホルムズ海峡はイランが事実上封鎖する状況にあり、国際的なエネルギー供給の安定性にとって極めて重要な海域です。トランプ氏の要求は、この戦略的要所の安全保障を多国間で分担することを目指すものと見られます。
日本の対応が焦点に
高市早苗首相は3月16日の参院予算委員会で、「総合的に対応を検討している」と明らかにしました。今後の展開として、3月19日に予定されている日米首脳会談で、トランプ氏が直接艦船派遣を求める可能性が指摘されています。これにより、日本の具体的な対応方針が大きな焦点となりそうです。
米政権、協力合意の発表を検討
米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米政権は今週にもホルムズ海峡での船舶護衛に関して、複数国との協力合意を発表することを検討していると報じられています。これは、トランプ氏の要求を具体化する動きとして注目されます。
国際社会では、エネルギー輸送路の安全確保は喫緊の課題であり、日本を含む関係各国の対応が求められる状況です。今後の外交交渉や防衛協力の在り方に、大きな影響を与える可能性があります。



