カントリーマアムも包装簡素化、白黒デザインに 中東危機でコスト上昇
カントリーマアム包装白黒化 中東危機でコスト上昇

カントリーマアムも包装簡素化、白黒デザインに

不二家は2日、主力商品「カントリーマアム」や「ホームパイ」など10品目のパッケージデザインを一部白黒に変更すると発表した。中東情勢の緊迫化に伴い、石油から製造されるプラスチック容器や印刷インクの価格が高騰。これら原材料費の上昇を吸収するため、包装資材の使用量を削減する狙いがある。

変更内容とスケジュール

具体的な変更点として、「カントリーマアム(バニラ&ココア)」や「ホームパイ」などでは、商品名のロゴやその周辺部分を白黒表示に切り替える。さらに、パッケージに印刷されていたクッキーの写真を削除し、一部を透明フィルムに変更することで、インク使用量を抑える。これらの新パッケージは、7月上旬から順次店頭に並ぶ予定だ。

不二家のコメント

不二家は「生産効率化や諸経費削減、物流改善など、上昇するコストを吸収すべくさまざまな対策を講じてきたが、企業努力だけでは対応が難しい状況に至った」と説明。今回の措置は、品質を維持しながら価格据え置きを実現するための苦渋の決断だとしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

業界全体に広がる動き

食品業界では、中東危機を背景に包装資材の価格高騰が続いており、カルビーが「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」のパッケージを白黒化したのに続き、今回の不二家の動きも同様の流れとみられる。石油由来のナフサ価格高騰がプラスチックやインクの値上げを引き起こしており、各社はコスト削減に追われている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ