日韓「2プラス2」次官級協議を新設へ、5月上旬に初会合で安全保障連携を強化
日韓「2プラス2」次官級協議を新設、5月に初会合 (10.04.2026)

日韓「2プラス2」次官級協議が新設へ、5月上旬に初会合で調整進む

日韓両政府は、外務・防衛当局の次官級による「2プラス2」協議を新たに創設し、5月上旬にもソウルで初会合を開催する方向で調整に入りました。この動きは、高市首相と李在明大統領が1月に奈良で行った会談で、日韓および日米韓の安全保障協力の重要性で一致したことを踏まえたものです。協議では、トランプ米政権や中国・北朝鮮への対応、中東情勢を巡る両国の認識を擦り合わせ、日米韓3か国連携の土台となる日韓2国間の安全保障協力を強化することを目指します

協議の詳細と参加メンバー

日本側からは、外務省の船越健裕次官と防衛省の加野幸司防衛審議官が出席する予定です。これにより、両国間の意思疎通を密にし、対米関係も含めた連携を一層深めたい考えです。現在、日本は欧米・アジアの9か国と閣僚級の「2プラス2」を行っていますが、韓国とは局長級協議にとどまっていたため、次官級への格上げを呼びかけてきました。

国際情勢への対応と課題

協議では、日本との関係が冷え込む中国や、ロシアの後ろ盾を得て核開発を加速させる北朝鮮への対応が議論される見通しです。日韓は共に米国と同盟関係にあり、トランプ大統領の政策に翻弄され、ホルムズ海峡の事実上の封鎖で経済的打撃を受けている点も共通しています。新たな枠組みを通じて、部隊間の物資協力や共同訓練の拡充なども模索する方針です。

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一方で、韓国では李政権を支持する左派の間には、植民地支配の歴史や中国・北朝鮮への配慮から、日本との安全保障協力に慎重論があります。それでも李氏が格上げを決断した背景には、良好な日韓関係に加え、厳しさを増す国際情勢への危機感があるとみられます。

この動きは、日韓両国が地域の安定と安全保障においてより緊密に連携することを示す重要な一歩となり、今後の国際政治に影響を与える可能性があります。

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