香春町議会が新年度予算案を否決、中学校舎解体などで異論噴出
香春町議会が新年度予算案を否決、執行に影響の恐れ

香春町議会が新年度予算案を否決、4月以降の執行に影響の恐れ

福岡県香春町議会は3月13日、2026年度一般会計当初予算案を否決した。総額は85億8400万円に上るが、賛成5票、反対7票で否決され、4月以降の予算執行に影響が出る可能性が高まっている。町は現在、今後の対応策を緊急に検討中だ。

予算配分や進め方に異論、旧校舎解体事業が焦点に

否決の背景には、特定事業への予算配分や進め方を巡る議論が深く関わっている。町議会関係者によると、旧香春小学校の運動場を公園化する事業(約7億円)や、旧香春中学校舎の解体事業(約3億2700万円)について、複数の議員から異論が噴出したという。これらの事業は、町の再開発計画の一環として位置づけられていたが、費用対効果や実施方法に疑問の声が上がり、予算案全体への支持を失わせる結果となった。

特に旧香春中校舎の解体事業は、歴史的価値や地域住民の感情を考慮すべきとの意見もあり、予算案の審議では活発な議論が交わされた。町側は当初、これらの事業を迅速に進めることで、地域活性化や安全確保を図る方針を示していたが、議会の反対により、計画の見直しを余儀なくされる可能性が出てきた。

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否決後の対応策、町の動きに注目

予算案の否決を受けて、香春町は早急な対応を迫られている。町当局は、議会との協議を重ねながら、修正案の提出や事業内容の再検討を進める方針を示している。一般会計予算が執行されない場合、公共サービスの提供やインフラ整備に遅れが生じる恐れがあり、住民生活への影響が懸念される。

この事態は、地方自治体における予算編成の難しさを浮き彫りにした。香春町議会の否決は、単なる数字上の問題ではなく、地域の将来像を巡る深い対立を反映している。今後、町と議会がどのように合意形成を図るかが、地域発展の鍵を握ることになるだろう。

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