八千代市が市制60周年記念事業として「八千代のバラ」命名権取得へ
千葉県八千代市は16日、2026年度当初予算案を発表し、来年1月に迎える市制施行60周年を記念した事業として、市の花であるバラの命名権取得と生産委託を計画していることを明らかにしました。同時に、昨年10月に発生した児童死亡事故を受けて、交通安全施設の整備拡充も重点的に盛り込まれています。
市制60周年を花で彩る記念事業
八千代市は1967年1月1日に市制を施行し、2026年は年間を通して様々な記念事業を実施する予定です。市内にはバラの新品種開発や生産に取り組む京成バラ園があり、桜の名所も存在することから、市は近年「花の観光都市」づくりを推進しています。
今回の命名事業では、京成バラ園に依頼して市にちなんだバラを開発し、市民らから名前を公募することも検討中です。同園での生産も委託する計画で、予算案では2026年度から2028年度までの債務負担行為を設定。初年度の事業費として517万円を計上しました。
児童死亡事故を受けた交通安全対策の強化
昨年10月に発生した児童死亡事故は、自転車で歩道を走行中に対向の自転車とすれ違った際に道路にはみ出し、大型トラックにはねられるという痛ましいものでした。現場は県道でしたが、市と市教育委員会は緊急的な調査を市内全域で実施。
予算案では、市道や通学路を中心に照明灯、防護柵、反射鏡、標識などの整備・維持管理費を拡充し、1億1056万円を計上。さらに交通安全教育啓発事業の一環として、市民が自転車用ヘルメットを購入する際、1人2千円を上限に補助するための経費も予算化されました。
その他の主要事業
八千代市の2026年度当初予算案には、以下のような事業も盛り込まれています:
- 京成大和田駅前広場整備のための設計費として3630万円
- 家事や子育てに不安を抱える家庭を訪問し支援を行うこども家庭センター事業に1355万円
これらの事業を通じて、八千代市は市制60周年という節目を花いっぱいの街づくりで祝うとともに、市民の安全確保にも力を入れる方針です。予算案は今後、市議会での審議を経て決定される見通しとなっています。