H3ロケット6号機、ブースターなしで50秒燃焼試験成功 打ち上げ費用半減へ前進
H3ロケット6号機、ブースターなしで50秒燃焼試験成功

H3ロケット6号機、ブースターなしでエンジン燃焼試験を実施 打ち上げ費用半減へ前進

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、主力ロケット「H3」6号機のエンジン燃焼試験を種子島宇宙センター(鹿児島県)で行いました。この試験は、補助ロケットブースターを使用しない新たな打ち上げ形態に向けたもので、発射台に固定した状態で液体燃料を注入し、主エンジン3基を約50秒間燃焼させました。

日本初の試みとなるブースターなし打ち上げ

6号機は主エンジン3基、ブースター0本で打ち上げる「30形態」と呼ばれるタイプです。昨年6月に引退したH2Aを含め、液体燃料ロケットをブースターなしで打ち上げるのは、日本初の試みとなります。JAXAはブースターを使用しないことで、打ち上げ費用を「H2A」の半額である50億円に抑えることを目指しています。

前回の異常を克服し、試験を成功させる

JAXAは昨年7月、6号機の主エンジン3基を25秒間燃焼させる試験を行いましたが、燃料タンク内の圧力が想定より低くなる異常が発生しました。今回はエンジンに流れる燃料を増やすなどの対策を実施し、約50秒間の燃焼を達成しました。JAXAは試験で得られた圧力などのデータを詳細に分析し、今後の開発に役立てる予定です。

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この試験は、H3ロケットの信頼性向上とコスト削減に向けた重要なステップであり、日本の宇宙開発競争力を強化する取り組みとして注目されています。JAXAは引き続き、安全かつ効率的な打ち上げシステムの確立を目指して研究を進めていく方針です。

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