ロシア改革派野党がテレグラム制限反対集会を申請 モスクワ市は不許可の見通し
ロシアの改革派野党であるヤブロコは、通信アプリ「テレグラム」の通信制限を強化する当局の方針に反対する集会を、首都モスクワの中心部で開催するよう申請した。しかし、モスクワ市当局はこの集会を許可しない見通しとなっている。
大規模反政権集会の可能性
ヤブロコは、最大5千人の参加を見込んでおり、もし開催されれば、2022年2月に開始されたウクライナ侵攻以降、ロシア国内で最大規模の反政権集会となる可能性がある。当局が許可しない集会が開催された場合、治安当局による参加者の拘束が可能となるため、緊張が高まっている。
憲法上の権利を主張
ヤブロコのルイバコフ代表は、ロシア憲法が集会開催の権利を認めており、モスクワ市に禁止する法的根拠はないと強く主張している。この主張は、政府の通信規制政策に対する公然たる挑戦として注目を集めている。
通信制限強化の背景
テレグラムは、ロシア国民の間で幅広く利用されている通信アプリであり、当局による制限強化は、ウクライナ侵攻開始以降、情報統制を強める動きの一環と見られている。このような規制は、国民の表現の自由を制限するものとして、国内外から批判の声が上がっている。
今回の集会申請は、ロシア国内における民主的な活動の現状を浮き彫りにしており、今後の政治情勢や人権状況に影響を与える可能性が高い。国際社会もこの動向を注視している。



