トランプ大統領、イラン作戦を「10点中15点」と過大評価 戦況の優勢を強く主張
ワシントン共同 トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスでの会合において、進行中の対イラン軍事作戦について独自の評価を下した。大統領は「10点満点の評価を尋ねられたならば、私は15点と言うだろう」と述べ、数値的に不可能な高評価を与えることで、自国が主導する作戦の優勢を強く強調した。
一方的な主張を繰り返し 先制攻撃の正当性を訴え
トランプ氏はさらに、この軍事作戦の正当性を主張するために、一方的な見解を繰り返し表明した。「もし我々が先制攻撃を行わなければ、イランは確実にイスラエルや米国に対して攻撃を仕掛けていただろう」と述べ、予防的な軍事行動の必要性を訴えた。また、今後の方針として、作戦を「前進させる」と明言し、継続的な関与を示唆した。
イランの指導者後継問題 米国が注視を表明
一方、ホワイトハウスのレビット大統領報道官は4日に行われた記者会見で、米国とイスラエルによる攻撃で死亡したイランの最高指導者、ハメネイ師の後継者選出に関する見解を述べた。報道官は「我々の情報機関がこのプロセスを注視し、詳細に分析している」と明らかにし、米国が情勢を慎重に監視していることを示した。
現在、新たな指導者としてはハメネイ師の次男であるモジタバ師が有力候補と見なされているが、レビット氏は選出過程について「見守る必要がある」と述べるにとどめ、具体的な評価や介入の意思については言及を避けた。この発言は、米国がイラン国内の政治的移行に警戒を強めていることを反映している。
今回のトランプ氏の発言は、国際社会における緊張が高まる中、米国の軍事戦略と外交姿勢を浮き彫りにするものとなった。今後の展開については、イランの対応や地域の安定性に大きな影響を与える可能性が指摘されている。
