スーダンの国花ハイビスカスを折り紙で咲かせる 東京で平和への願いを込めたイベント
東京都内で11日、国際協力団体JVCが主催する「折り紙アクション」が開催された。このイベントでは、参加者たちがスーダンの国花であるハイビスカスを折り紙で制作し、現地への思いや平和への願いをメッセージとして書き込む取り組みが行われた。完成した折り紙のハイビスカスは台紙に貼り付けられ、満開の花を咲かせたような作品に仕上げられた。
参加者の声から見える国際問題への関心
イベントに参加した団体職員の菅野快さん(31)は、「スーダンだけでなく、世界中で希望や連携が不足していると感じています。こうした活動を通じて関心を持ち続けることが大切だと思いました」と語った。また、法政大学1年生の加藤颯空(りく)さん(18)は、「ガザやウクライナの状況はニュースでよく耳にしますが、スーダンについてはあまり知りませんでした。この機会に自分事として捉えたいと考えています」と述べ、国際問題への意識の広がりを強調した。
折り紙作品のスーダンへの贈呈計画
イベントで制作されたハイビスカスの折り紙作品は、今後スーダンの学校に送られ、現地で活用される予定だ。この取り組みは、単なる文化交流を超え、紛争や困難に直面する地域への支援と連帯のメッセージを伝えることを目的としている。折り紙という日本の伝統文化を通じて、国際的な絆を深める試みとして注目を集めている。
JVCの関係者は、「折り紙アクションは、参加者が指先に思いを乗せて制作するプロセス自体が、平和への祈りを具現化するものです。スーダンの子どもたちに届けることで、希望の輪が広がることを願っています」とコメントした。このイベントは、東京を中心としたボランティア活動の一環として、今後も継続される見込みだ。



