長崎で核情勢フォーラム開催 非核三原則堅持とNPT会議の行方に注目
長崎で核情勢フォーラム 非核三原則堅持とNPT会議注目 (29.03.2026)

長崎市で核情勢フォーラム開催 非核三原則堅持と国際会議の行方に焦点

世界の核情勢について考えるフォーラムが3月28日、長崎市で開催されました。このイベントは核兵器廃絶を目指す活動を支援する「核なき世界基金」が主催し、被爆者を含む約80人が参加しました。

軍事力に依存しない安全保障の確立を訴え

長崎大学客員教授の鈴木達治郎氏(74)は基調講演で、米国とイスラエルによるイラン攻撃などの事例を挙げながら、軍事力に依存しない安全保障の確立を強く訴えました。鈴木氏は世界の現役核弾頭数が増加している現状を指摘し、日本国内の安全保障関係の動きについて詳細に解説しました。

「日本は非核三原則を堅持すべきだなど、市民の声を上げていくべきだ」と鈴木氏は強調し、軍事力に頼らない世界の重要性について熱く語りました。

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NPT再検討会議で核共有問題の議論に注目

核兵器廃絶国際キャンペーンの国際運営委員を務める川崎哲氏(57)も登壇し、4月下旬から米国ニューヨークで開催される核拡散防止条約(NPT)再検討会議について言及しました。川崎氏は過去2回の会議で最終文書に合意できなかった経緯に触れ、今回の会議の行方について次のように述べました。

「今回(合意が)どうなるかわからないが、1か月後のイラン攻撃の状況で変わると思う。核共有の問題などがどう議論されるか注目だ」

川崎氏は国際的な核軍縮の動向と、核共有をめぐる議論の重要性について参加者に説明しました。

被爆地からの発信としての意義

このフォーラムは、世界で唯一の戦争被爆国である日本において、特に被爆地・長崎から発信される核兵器廃絶へのメッセージとして重要な意味を持っています。参加者たちは熱心に講演に耳を傾け、質疑応答では活発な意見交換が行われました。

国際社会における核軍縮の現状と課題、そして日本の安全保障政策の方向性について、多角的な視点から議論が深められた貴重な機会となりました。

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