トー横で21人一斉補導 偽造処方箋に注意呼びかけ 警視庁が警戒強化
トー横で21人補導 偽造処方箋注意呼びかけ (13.04.2026)

トー横で21人の少年少女を一斉補導 警視庁が警戒強化

警視庁は2026年4月4日と11日の両日、東京都新宿区歌舞伎町の通称「トー横」と呼ばれる一帯において、13歳から19歳までの男女計21人を一斉補導した。同庁が13日に正式に発表した情報によると、進学や進級などで子どもたちの生活環境が大きく変化するこの時期に、犯罪に巻き込まれることを防ぐため、警戒を一段と強めているという。

深夜徘徊が大半 遠方からの参加者も

警視庁少年育成課の説明では、深夜から早朝にかけて実施された補導では、女性14人、男性7人の合計21人が対象となった。特に注目されるのは、このうち11人が都外在住者であった点だ。具体的には神奈川県から3人、宮城県から2人が確認され、さらに広島県や島根県といった遠方から訪れていた少年少女も含まれていた。

補導理由として最も多かったのは、午後11時から午前4時までの時間帯における深夜徘徊で、17人に上った。最年少の13歳の女子中学生は、「トー横についてTikTokで動画が流れてきて興味を持った。家にいたくなかったので、昨年7月頃から週末に来ていた」と語っているという。

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SNSを通じた関与と偽造処方箋への注意喚起

さらに、18歳と19歳の男性2人は、SNSで知り合った栃木県在住の通信制高校に通う19歳の女性の深夜徘徊を助長した疑いが持たれている。この事例は、インターネットやSNSが少年少女の行動に与える影響の大きさを浮き彫りにしている。

警視庁は今回の補導活動に加えて、偽造処方箋への注意を薬局に対して強く呼びかけている。トー横周辺では、薬の過剰摂取に関する問題が潜在的に存在しており、適切な対応が求められている。偽造された処方箋が流通するリスクを減らすため、薬局側の警戒と協力が不可欠だという認識を示した。

生活環境の変化期に警戒を強化

警視庁は、進学や進級によって子どもたちの生活リズムや人間関係が変わりやすいこの時期を特に重視している。新たな環境に適応する過程で、非行や犯罪に巻き込まれる危険性が高まるためだ。同庁は、保護者や学校関係者に対しても、子どもたちの行動に目を配り、早期発見・早期対応に努めるよう呼びかけている。

今回の一斉補導は、そうした警戒活動の一環として実施された。警視庁は今後も、少年少女が安全に過ごせる環境を確保するため、継続的なパトロールと啓発活動を展開していく方針を明らかにしている。

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