ペルー大統領選挙が開幕 ケイコ・フジモリ氏が4度目の挑戦で一歩リード
ペルーで12日、大統領選挙の投票が始まりました。この選挙では、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で、右派政党フエルサ・ポプラルの党首を務めるケイコ・フジモリ氏(50)が4度目の挑戦をしています。事前の世論調査では、ケイコ氏が一歩リードしており、父に続いて日系人として大統領の座を射止めることができるか、大きな注目を集めています。
35人の候補者が乱立 支持は分散状態
今回の大統領選挙には、合計35人の候補者が立候補しており、支持が分散していることが特徴です。いずれの候補者も、当選に必要な過半数票に届かなければ、上位2人が6月7日に実施される決選投票に進むことになります。地元紙による最近の世論調査によると、ケイコ・フジモリ氏は支持率18.6%を記録し、2位の候補者を6ポイント以上上回っています。この結果は、彼女がリーダーシップを発揮していることを示唆していますが、まだ過半数には遠く、激戦が予想されます。
ケイコ・フジモリ氏の最後の訴え 秩序と発展を約束
ケイコ・フジモリ氏は9日、首都リマ近郊で最後の選挙運動を行い、支持者に対して熱い訴えをかけました。彼女は「ペルー史上最高の大統領の娘として断言します。この国に秩序と平和、発展を取り戻します」と語り、自らの政治的なビジョンを明確に示しました。この発言は、父アルベルト・フジモリ元大統領の遺産を引き継ぎ、経済成長と治安の改善を約束するものとして、有権者に強い印象を与えています。
選挙の行方と今後のスケジュール
新大統領は7月28日に就任し、任期は5年間となります。有権者数は約2700万人に上り、国民の選択が国の未来を大きく左右することになります。ケイコ・フジモリ氏が日系人として初めて大統領に選出されるかどうかは、国際社会からも注目されるポイントです。中南米地域における政治的な動向として、この選挙結果は周辺国にも影響を与える可能性があります。投票は順調に進んでおり、早期の開票結果が待たれます。



