中国広東省で火葬場建設計画に反発、住民と警察が衝突し多数の負傷者
中国広東省で火葬場建設反対デモ、住民と警察が衝突

中国広東省で火葬場建設計画を巡り住民と警察が衝突、多数の負傷者を出す事態に

中国南部の広東省信宜市において、火葬場の建設計画に反対する住民による抗議活動が激化し、警官隊との衝突が相次いで発生しました。この事態は2026年3月17日から数日間にわたり続き、多数の負傷者が報告されています。警察は鎮圧のために放水車を出動させるなど、緊迫した状況が展開されました。

計画公表直後に抗議活動が勃発、小学校や集落への影響が懸念材料に

信宜市当局は3月16日、火葬場の建設計画を公表し、半径500メートル以内には住宅が存在しないと説明しました。しかし、計画地点から1キロ圏内には小学校や複数の集落が位置しており、これが住民の強い反発を招く直接的な要因となった模様です。住民らは、環境や生活への悪影響を懸念し、即座に抗議活動を開始しました。

抗議活動は数百人の規模に膨れ上がり、住民と武装した警察官との間で衝突が発生。警察官は盾と警棒で武装しており、一部の住民が大勢に取り囲まれて殴打される事例もあったと伝えられています。さらに、近隣の集落では停電が発生したとの情報もあり、当局が鎮圧のために意図的に電気を止めた可能性が指摘されています。

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香港紙が詳細を報道、国際的な注目を集める社会問題に

この事件の詳細は、3月21日付の香港紙・明報によって報じられ、中国国内における公共事業を巡る住民と政府の対立が浮き彫りになりました。火葬場建設を巡る紛争は、都市開発と住民の権利が衝突する典型的な事例として、国際社会からも注目を集めています。

現地では、抗議活動が長期化する中で、治安当局による厳重な監視が続いており、今後の展開が注視されています。この衝突は、中国の地方都市における政策決定プロセスと住民参加の在り方について、改めて問い直すきっかけとなる可能性が高いでしょう。

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