中国春節の移動者数が過去最多の94億人に、自家用車利用が8割近くを占める
中国春節移動94億人、自家用車が主流で過去最多更新 (14.03.2026)

中国春節の大移動、延べ94億人で過去最多を更新

中国国営通信の新華社は3月14日、春節(旧正月)に伴う特別輸送期間「春運」における地域間移動者が延べ94億1千万人に達したと報じました。この数字は前年から4.3%増加し、過去最高記録を更新しました。特に注目すべきは、移動者の約8割に当たる74億6千万人が自家用車を利用した点です。

史上最長の春節連休が移動を後押し

今年の春節連休は2月15日から23日までと「史上最長」とされ、帰省や旅行に出かける人が例年以上に多かったことが背景にあります。鉄道利用者は5億4千万人で前年比4.8%増、航空利用者は9439万人で同4.6%増となり、いずれも堅調な伸びを示しました。

政府は当初、春運期間中の移動者数を95億人と予測していましたが、実際の数値はこれをやや下回る結果となりました。中国では春節連休中、自家用車を中心に高速道路の料金が無料となるほか、鉄道では特別ダイヤが組まれるなど、大規模な移動を支える施策が実施されています。

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自家用車依存の高まりと交通インフラへの影響

移動手段の内訳を見ると、自家用車が74億6千万人と圧倒的多数を占めています。これは中国における自動車保有台数の増加と、高速道路無料化政策の効果が顕著に表れた結果と言えるでしょう。一方で、鉄道や航空も着実に利用者を伸ばしており、多様な移動手段が春節の大移動を支えている構図が浮かび上がります。

春運は毎年、世界最大規模の人的移動現象として知られています。今年の記録的数値は、中国国内の経済活動や消費動向にも大きな影響を与えると見られ、今後の交通政策やインフラ整備の在り方について議論を呼びそうです。特に自家用車利用の急増は、環境面や道路混雑への対応が課題として残されています。

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