「アリババ」創業者ジャック・マー氏、6年ぶりに中国で公開講演
ジャック・マー氏、6年ぶり中国で公開講演

中国の電子商取引大手アリババグループの創業者、ジャック・マー氏(59)が6日、浙江省杭州市で行われたイベントで講演しました。マー氏が中国国内で公の場に姿を現すのは、2020年10月の上海での講演以来、約6年ぶりとなります。

講演内容と背景

マー氏はこの日の講演で、オンライン教育の重要性について語り、「教育は未来への鍵であり、テクノロジーは教育の質を向上させる」と述べました。また、若者に向けて「夢を持ち続け、挑戦を恐れないでほしい」とエールを送りました。

マー氏は2020年、中国当局によるアリババ関連会社アント・グループへの規制強化を契機に、公の場から姿を消していました。その後、欧州や日本などを訪れ、農業や教育分野での活動を続けていました。

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中国当局との関係改善か

今回の講演は、中国当局との関係改善を示唆するものとみられています。マー氏は昨年、中国の習近平国家主席と会談したと報じられており、当局との緊張緩和が進んでいるとの見方があります。

アリババグループの株価は、マー氏の講演報道を受けて上昇しました。市場では、マー氏の復帰が同社の事業拡大にプラスになるとの期待が広がっています。

今後の展望

マー氏は今後、教育分野での活動をさらに強化する方針を示しています。具体的には、農村部でのオンライン教育の普及や、若者向けの起業支援プログラムを展開する計画です。

中国のテクノロジー業界では、マー氏のようなカリスマ経営者の復帰が相次いでいます。当局の規制強化後、沈黙を守っていた経営者たちが再び表舞台に立ち始めており、業界の活性化につながると期待されています。

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