福岡市が警固公園の地下に整備を計画している福岡アジア美術館「分館」について、市が約140億円の概算工事費を見込んでいることが明らかになりました。開業は2032年度以降になる見通しです。市は6月10日に開会する市議会定例会で基本計画案を報告する予定です。
工事費の算出根拠と今後の変動要因
工事費は、近年の国内美術館の整備事例や、公園の地下駐車場を活用する特殊性を踏まえて算出されました。ただし、この金額には公園など周辺整備にかかる費用は含まれておらず、物価上昇や具体的な設計の進展に伴い、変動する可能性があるとしています。
基本設計者の公募スケジュール
市は夏頃から公募で基本設計者を募り、来年3月までに決定する予定です。これにより、具体的な設計が進められることになります。
基本計画原案の概要
市が2月に示した基本計画原案では、出入り口となる公園の地上部分に、まちの顔となるエントランスや、展覧会を開く地下ギャラリーなどを整備するとしています。この分館は、福岡アジア美術館の新たな拠点として、文化芸術の発信に貢献することが期待されています。
今後、基本設計や詳細設計を経て、工事が本格化する見通しです。市民や関係者の関心が高まる中、市は計画の透明性を確保しながら進める方針です。



